私の地域では、何世帯かごとに区域を区切ってごみ集積所があります。ごみ集積所の清掃はその区域内で持ち回りの当番制で行っています。区域内の人々はお互いにごみ出しのマナーを守り合っているのですが、困ったことが起きました。
それは、よその地域からごみを車で捨てに来る人がいたことです。その地域外の人は、分別されていないごみを捨ててしまうので、収集されずに「分別してください」のシールが貼られてごみ集積所に取り残されてしまいます。区域内の人がうっかり間違えた分別をしてしまって取り残された場合には、自分で気づいて持ち帰ります。しかし、車で走り去った区域外の人のごみは取り残されたままです。そのままではカラスなどに散らかされてしまうので、区域の当番の人が処理をする羽目になってしまいます。
何が入っているかもわからないごみを当番だからと言って処理をするのは危険も伴います。ガラス片で怪我をしてしまうかもしれません。そのため、ごみ集積の事業所に相談をしました。すると、事業所で張り紙などの対策を講じてくれました。また、明らかに地域のごみではないような業者のごみや粗大ごみは、事業所で収集して対処してくれるようになりました。
それ以降は取り残されたごみをカラスなどに荒らされることも格段に減り、安心しています。