掃除といえば掃除機を使った床の掃除を思い浮かべますが、空気中に舞ったほこりや油汚れは壁やカーテンなどあらゆるところを汚しています。触ってみるとべとついた感覚で水洗いではとても取れそうもありません。水に強そうな素材の壁でしたら、洗剤よりもお勧めしたいのがセスキ液を使うことです。セスキ炭酸ソーダの粉末を水で薄めて霧吹きなどに入れて壁に吹き付けます。油汚れが溶けるように流れ落ちます。洗剤だと清め拭きが必要ですが、セスキだと気になりません。それに手荒れがしないというのは主婦にはうれしいことです。カーテンの上部もほこりと部屋に舞った油汚れで洗濯で落ちるか微妙です。洗濯の前にシンクなどに置いて、セスキ液を直接吹き付けてみます。濡れるぐらい吹き付け手で撫ぜ落とすようにすると汚れが流れ落ちます。掃除はこのように汚れの特徴をとらえて、ちょっとした手間を掛ければ仕上がりに差が出ます。長持ちするし費用を抑えて快適な部屋にできるのです。
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