実家が近かった事と、定年退職をしていて時間が十分ある事から、私の実家の遺品整理は業者に頼まず、自力でほとんど行い、最後に大型の家具・家電のみ回収業者さんにお願いして終えました。思っていた以上に大変で、1年近くを掛けて終え、母の1周忌も営みほっとしていました。
そんな時に、今度は妻の母が急死し、妻の実家の遺品整理をする必要が生じました。妻の実家は自宅から1時間以上も掛かる場所にあり、とても自分達だけでは無理な事は妻もよく分かっていました。
49日を終えてから、箪笥の引き出し等の貴重品や形見となる様なものが収納されている部分を確認し、下着類やキッチンや冷蔵庫の食料品関係にみ妻を中心に片付け、それ以外は全て遺品整理会社に依頼して処分しました。
業者の方は、手際よく収納内等の様々なものを取り出し、分別して袋に詰めて行かれました。価値がありそうだったり、思い出のありそうなものは、横に除けて、妻に廃棄すべきか否かを確認した上で、作業を進められました。
結構家財道具が多く、大変だと思っていましたが、翌日にはタッカー車と4tトラックで家から不用品を次々と搬出し、最後に掃除までして作業を終えられました。
遺族が遺品整理する場合には、どうしても思い入れもあり、中々テキパキできるものではありません。やはりプロならではと感心すると共に、お願いして良かったと思いました。