私が働いていた工場は夏が繁忙期だったのですが、それ以外の時期は割と時間的余裕がありました。
そのため姉妹工場で24時間稼働の場所に掃除要員として派遣されることが年に何度かありました。
24時間機械が動いているということは、工場内の人は交代制のため掃除をする余裕があまりありません。
床掃除や拭き掃除などは勿論帰る前に行いますが、機械の中や壁の上の方まではなかなか行き届かないのです。
その工場ではお菓子を製造しており、大きなフライヤーも使用していたため壁や天井も油ですごいことになっていました。
本来なら毎日機械を止めて清掃するほうが良いのでしょうが、人気のお菓子のため無休で機械が動き続けています。
私たちは壁や天井、機械のギトギトした油汚れや、機械の中や下の溜まったカスを取り除いたり(勿論動的部分には触れないようにです)交換用のパーツの洗浄などしていたのですが、普段あまり掃除が行き届いていないことが一目でわかりました。
清掃って地味に見えますが、清掃する余裕がない人達にとっては清掃をしてくれる存在というのは非常に大切なのではないかと感じました。
美味しいお菓子を作る工場の清掃は出来れば頻繁にしなくてはいけないなと思ったものです。
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